MOTで得た知識や経験を生かして活躍する修了生

2015年3月で、第1期から合計214名の学生が芝浦工大MOTを修了しました。修了生の進路に関連して、本学MOTでは定期的に、修了生全員を対象にMOT教育は実際に役立ったかどうか、卒業後に何が変わったか、等々「教育のアウトカム」が何であったかをアンケート調査しています。

その調査では、修了後の転職や異動、昇進等について具体的に質問していますが、MOT修了後の進路として、社会人学生の多くが入学時の勤務先での勤務を継続しています。修了生の約3割が卒業後に転職していますが、その多くは第1期から第3期の修了生が中心です。つまり、修了後、暫くは入学時と同じ企業で働き、自身の将来展望や企業の方向性などを熟慮した上で転職を決意しているようです。

一方で、同じ企業の中で異動等によって仕事に変化があったという修了生も数多くいます。その中には、MOTで学んだ知識を生かすことのできる部署に異動したというケースも多く、たとえば経営戦略室や新規事業企画室、新規部署立ち上げのプロジェクトチームといったところでも活躍されています。

学部新卒でMOTに入学し修了した学生の進路

芝浦工大MOTでは、2008年度から学部新卒生の入学を受け入れており、特別なプログラムも用意しています。これまで学部新卒で入学した学生は、約3ヶ月の長期インターンシップや、講義や演習における社会人学生とのディスカッション、さまざまな業界の社会人とのインフォーマルな交流等を通じて成長し、その結果、これまでの就職内定率は100％となっています。主な就職先企業は以下の通りです。