担当科目
「イノベーション論」「新素材開発戦略」「Management of Innovation」「新事業創出戦略」「MOT基礎」「プロジェクト演習1」「プロジェクト演習3」「基礎課題研究1」「基礎課題研究2」「特定課題研究1」「特定課題研究2」
学歴・経歴
1987年東京工業大学大学院総合理工学研究課程修了、工学博士。在学中に米国スタンフォード大学化学工学科に1年間招聘研究員として滞在。同年米国デュポン社の日本法人デュポンジャパンリミテッドに研究員として入社。1989年まで米国デラウェア州の本社中央研究所で勤務、帰国後合成樹脂部門で主にナイロン樹脂の新製品開発に従事。1998年研究開発部部長、2001年営業部部長、2006年アジア地域開発マネージャーを経て2009年よりデュポン株式会社執行役員として経営企画、技術分野を統括。2010年日本において技術開発本部を設立、2014年常務執行役員。2016年常務執行役員を退任し芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授に就任。一般社団法人日本能率協会技術アドバイザー、日系材料メーカ2社の顧問を兼任。
論文、国際学会、招待講演発表など
デュポンのバイオテクノロジーと持続可能な工業用途への展開(2015年第16回JBAバイオビジネスセミナー、日本バイオインダストリー協会)、200年続く安全文化の継承と発展 デュポン社のアプローチ(平成27年度群馬県産業安全衛生大会招待講演 前橋市民文化会館ホール)、デュポンの高機能材料開発と事業戦略(2014年第3回高機能プラスチック展 基調講演、リードエグジビションジャパン)デュポンのオープンイノベーションと大学との連携(2013年国際産学官連携シンポジウム グローバル企業との国際産学官連携の推進、東京国際フォーラムホール)Meeting Present and Future Global Materials Requirements for Nylon AirIntake Manifolds (SAE Technical Paper 960144, 1996, doi:10.4271/960144)
メッセージ
デュポンというグローバルカンパニーで29年間、役割は変わったものの絶えず新しい材料、技術、市場を開拓していく仕事をさせていただきました。国内市場を重視し日本の良さを世界に発信するとともにグローバルな視点で日本の技術、市場を外から眺めてきました。21世紀のイノベーションは自前主義では成り立たず、また技術だけでも成り立ちません。技術の背景をお持ちの人にもそうでない人にもMOTの考え方を学び、日本だけではなく世界で活躍できるようなリーダーシップ育成のお手伝いをしたいと考えています。